沈黙
今から、沈黙の3週間を語ります。
いろんなことがありました。
いろんなことがありすぎて、もうどうしていいのかわかりません。
正直、ゼミが混沌の渦に巻きこまれています。
あたしはその要因をいちばん近くで見てきた人間です。
みんなはあたしは悪くないと言うけれど、あのときあたしがああしていたなら、
こんなことにはならなかったのかな?
そう思わずにはいられない。
先月17日より長期に渡りわたしたちを苦しめた課題『ガラスの動物園』が、
木曜日に終幕を迎えました。
こんなこともありましたが、ええ、本番直前まで台本の外せないだめな相方では
ありましたが、何とか終えることができました!
最終発表の日には、ゼミのOB・OGを招いて批評を頂くと云う、
正直キツい企画でした。
相方の長台詞になると先輩方は苦笑いしてたし、演出家が目をそらすんです。
もう見る価値なしと判断されてるんです、やつは。
アンケートが怖いなあ…何書かれてるんだろう?
発表後はもう気分爽快晴晴と!
女子5人で学校近くのデニーズに打ち上げに行ってきましたよ。
ここ3週間でたまった鬱憤を晴らすべく皆で毒の吐き合い。
辛いとき、辛いと言えたらいいのになあ。
辛いとき、辛いと言ったら「芝居辞めればいいのに」って言われるんだ。
それが辛いんだよ!ばか!!
今、みんな本当に辞めてしまいそうな勢いです。
もう、「辞めればいい」はしゃれになりません。
でも、皆でがんばろうと励まし合って何とか立っています。
「あの電柱までがんばろう」
「あの木陰までがんばろう」
「あのトンネルまでがんばろう」
予想外に長期となった課題は炎天下のマラソンレースのようだったけど、
わたしとN子はそうやって手を取り合って耐え抜いた3週間。
今度はこれを全員で、1年かけてやればいい。
いろいろ問題もあるけれど、あたしはゼミの仲間が好きです。
一生懸命やっている彼や彼女を悲しませたくありません。
一生懸命やっている彼や彼女を苦しめる、彼と彼女が許せません。
これはゼミの仲間の総意です、当事者達を除きますけど。
たった13人。
たった13人しかいないのだから、誰も欠かしたくないのに。
2人も問題児がいる。
13−2=11、のこり11人が11人とも問題児を疎んでいる。
欠けてしまえばいいと思っている。
でも、欠けないんです、迷惑かけてる自覚が無いから。
このままだと欠けなくてもいい人が欠けてしまう。
まともな神経の持ち主なら、この状況に耐えられない!
この危機的状況を、どうにかしなければならない。
それからあたしは優し過ぎるらしい。
19年間生きてきて、こんなことは初めてだ。
優しいなんて言われたのは初めてだ。
あたしは13人の中で1番優しいらしい。
あたしが1番優しい世界、ここはやっぱり異常な世界だ。
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