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03/18/2008

パンターG後期型 その5

車体右側面の組み立て

panther_g_late_5

車体の右側を作ります。パンター戦車は真っ平らな傾斜装甲にOVMラックを貼り付け、そこのOVMが置かれています。いままで作ったドラゴンのパンター戦車(D型、F型)では、プレミアムキットということもあり、このOVMラックがエッチングパーツでした。エッチングパーツは薄くてシャープなのですが、なんだか薄すぎて頼りない感じがしていました。逆にプラでは少し厚すぎる感じがするのも確かなのですが、その分作るのが楽ちんです。プラとエッチングにはそれぞれ一長一短があるようです。

シャックルを留めている部分はパイプに留め具を差し込む様になっています。そこでモールドの穴を0.8mmのドリルで深く広く広げ、そこにピンを留める穴を0.4mmのドリルで開けました。こんな小さな丸いものに回転するドリルの刃をちゃんとあてるのは滑って難しいのですが、先にヒートペンの先で小さなくぼみを作っておけば簡単に位置決めができます。ヒートペンは熱で溶かしますから、まったく力を加えなくてもチョンとくぼみを作れます。正確な位置決めには威力抜群です。

極細チェーンの製作

small_chain

スマートに行こうということで、アフターパーツは使いません。そこら辺に転がっている物だけでお手軽ディテールアップです。

シャックるを留めているピンには脱落防止用のチェーンが取り付けられています。これを0.15mmくらい(たぶん)の極細の銅線で作ることにします。この方法はモケモケの店長に教えていただきました。

まずは銅線を2つに折ってよじります。なるべく均等によじるように注意します。これがなかなか難しい。

次はこれを平らにつぶすのですが、もう少し太いチェーンの時は金床の上でトンカチで叩くのですが、この細さでは切ってしまいます。そこで万力に挟み込んでギュッとつぶしました。銅は柔らかいのと、この線が細いのとで、一発で平らになります。

あとはできの良い部分だけを切り取って形を整えればチェーンらしく見えます。 もともとこれだけ細いチェーンは売ってませんし、自分で作っても材料費はタダみたいな物です。細い銅線がなければ電線を剥いてもいいですよね。ご家庭でも簡単に作れます、今夜当たりからいかがでしょうか・・・?

予備履帯ラックと予備履帯

panther_g_late_5_2

車体の後方には予備履帯が付きます。パンターでは予備履帯はOVM同様にラックにぶら下げられます。これもエッチングでは薄すぎ、プラでは厚すぎって感じですから、プラパーツをできるだけ薄く削りました。ドラゴンは良識的に最初から壊れない厚さに仕上げていますが、これがトライスターやミニアートなら壊れるかもしれないという危険はお構いなしにプラで薄さに挑戦しているかもしれませんね。

予備履帯はいつものようにハンドリューターで0.5mmの穴を開け、そこに0.5mmの洋白線を連結ピンとして通しました。0.5mmの穴に0.5mmの洋白線は本来ならキツイのですが、左右から貫通させるために少々強引に穴を明けていますから、その時にワンサイズ穴が大きくなっていますから、スコスコに通すことができます。

マジックトラックには中央の目立たない箇所に押し出しピンの跡があります。予備履帯ではこの部分が丸見えになるため、ここはキッチリと処理しておかなければいけませんね。

さらに写真に撮って気がついたのですが、スライド金型の跡が残っています。これも消さなければいけませんね。昔、これがあまりにはっきりと残っていたため、こういう形だと思っていたことがありました。スライド金型を使ってガイドホーンの軽め穴を一発で抜いてくれているのはドラゴンくらいですから、この位置にあるスライド金型の跡はなじみがありませんでしたからね。

それにしてもマジックトラックの履帯の穴が少し小さいのか(そのために起動輪に付く部分は別のパーツが用意されている)、予備履帯ラックの爪が大きすぎるのか、おそらくその両方の原因で、予備履帯がラックにぶら下がりません。ラックの爪を小さく削るのですが、削りすぎると貧弱になってしまいます。予備履帯の穴も大きくしすぎるとこりゃまた変ですが、それでも予備履帯を引っかけるためには広げざるを得ませんでした。エッチングパーツを使ったD型F型ではこんな苦労はありませんでした。あっ、そういえばF型では予備履帯は付けませんでした。

(全作品完成まで あと39)

Posted by 根生 on March 18, 2008 in プラモデル |

Comments

すみません。前にコメントしたのですが文がおかしくて・・・
服を何で塗るか聞いたのは塗料ではなく塗装用具のことでした。
筆でしたらどの筆かもお願いします。
分かりにくい分ですいませんでした。
ちなみに僕はtiger commander の篠原比佐人さんとおなじタミヤアクリルとヴァレホで塗っています。
後者はミニチュアパークでしか買えませんが非常に使いやすく愛用してます。

Posted by: 有賀ゆう | 03/18/2008 at 16:32

根生さん今晩は。hirozです。
そのチェーンの作り方すげ~!いいことを教えてもらいました。
次から私もやりますぞ。「ネジって叩く」ですね。この方法なら小さいクサリもたくさん作れますし、寧ろエッチングパーツよりもいいのかもしれませんね。それにパンターはかなりの数のクサリ表現ができますから、完成が楽しみですね。
 有賀さん今晩は。参考までに私の服の部分を塗っている筆は中平筆です。細かいディテール部分、影などはW&Nの01を使ったり単なる面相筆を使ったり。根生さんは服塗るときは何筆使ってんでしょうね。

Posted by: hiroz | 03/18/2008 at 20:52

有賀ゆうさん、hirozさん、こんにちは。
 私がフィギュアに使用している筆ですが、全体を塗るのには ウインザー&ニュートン シリーズ7 の0番を使っています。お値段は少々高いのですが、塗料の含みも良く、フィギュアの胴体程度の面積なら一気に塗れます。この筆がなんだかんだといって一番よく使いますね。
 顔に陰影を入れたりするの使うのが同じくW&Nの00番です。かなり細目の面相筆なのですが、やはり塗料の含みが良いですね。そのうえ使っていても穂先がばらけてきません。
 最後に細かな部分の塗り分け(目玉、徽章類)にW&Nの000番を使っています。この3本でフィギュアは全て塗っています。
 昔はタミヤのモデリングブラシプロの面相筆を使っていたのですが、価格が同程度でもW&Nは抜群に性能が上です。1000円オーバーの筆を考えても良いと言うことでしたら、W&Nは一押しです。

Posted by: 根生 | 03/18/2008 at 21:25

根生さん、hirozさん、ありがとうございます。
ニュートンのものですか、師匠に頂いた000しか持ってません・・・
今までシリウスのフィルバートかエアブラシだと思っていました。
とりあえずいろいろ試します。
僕は顔に基本、シャドー、ハイライト2、その他3、でタミヤ1色、ファレホ4色、エナメル1色をニュートンとイン リターンで塗っています。
アメリカーナは売っていないのし僕のタイプじゃなさそうなので使っていません。

Posted by: 有賀ゆう | 03/18/2008 at 21:49

根生さん、こんばんは。tomboy07です。

パンサーの予備履帯ラックですが、私もエッチングパーツーは使わず、プラを削って使っています。
写真を見ますと、フック部は履帯の縁と同じかやや薄い程度、フック基部はそれより少し厚いように見えますので、エッチングパーツは薄すぎると思います。
予備履帯2枚の重量については資料を持っていませんが、キングタイガーの輸送用履帯と幅、ピッチが同じですので、同程度の約40㎏程度かと考えると、それを支えるにはある程度の厚みが必要と思います。

Posted by: tomboy07 | 03/18/2008 at 22:23

tomboy07さん、こんにちは。情報ありがとうございます。
 なるほど、やっぱりそうですか。パンターの予備履帯ラックはあの形からしてあまり薄いと重さに耐えられそうもありませんよね。こんなところは無理してエッチングパーツにすることはありませんね。

Posted by: 根生 | 03/19/2008 at 09:43

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