M4 ハイスピード・トラクター その10
汚し塗装
汚し塗装の最初は、エアブラシを使って車体の下の方にフラットアースを吹き付けます。次に、油彩のバーントアンバー(赤焦げ茶)をシャビシャビに溶いて、足回りにべちゃべちゃと塗りつけていきます。 付けすぎた分は綿棒で拭き取りです。そしてさらにローアンバー(黒焦げ茶)を同様にべちゃべちゃと塗りました。ローアンバーはバーントアンバーに比べると少なめです。
車体はエアブラシでふわりと汚れを付けた上から、面相筆で筋の付いた汚れを付けていきます。こちらも先ほどよりは少しだけ濃いめの油彩で、バーントアンバーとローアンバーを使います。
墨入れはローアンバーで溝の部分に影を入れていきます。また、リベットや手すりの周囲には土埃やさびがたまった感じをだすためにバーントアンバーを染ませておきました。なんとなくこれで仕上がりって感じになってきましたが、まだこの後にドライブラシとチッピング、そしてパステルをするつもりです。
履帯の制作
履帯は接着剤の効かない古いタイプの軟式プラです。これは接着剤が効かないのと同時に塗料も簡単に剥げてしまいます。もちろんそれを防ぐために ソフト99 のバンパープライマーをたっぷりと塗るのですが、たぶんそれほど強くはないでしょう。バンパープライマーを塗らないと、曲げただけで剥げますからね。
塗装は塗膜の強いラッカーです。いつもはメタルカラーで塗った上からピグメントを塗りつけ、ブラシでこすって金属を出すのですが、そんなことをしたらメタルカラーまで剥げてしまいます。そこでオーソドックスに重ね塗りで表現していくことにしました。
下地にはフラットベースをたっぷり入れたマホガニーを塗ります。その上からMIGピグメントのヨーロピアンダストをアクリル溶剤で溶いて塗りつけます。十分に乾かしてから、油彩のバーントアンバーとローアンバーで影の部分を染めます。それも乾いたら、最後にチタンシルバーでドライブラシをして履帯の剥げた部分をだしました。チタンシルバーを使うのは光沢が落ち着いているからです。あんまりギラギラは好きじゃないですね、私は。
軟質プラの連結履帯は少し長いようで、ブワッと浮いてしまいます。瞬間接着剤で上部転輪や誘導輪に接着するのですが、案の定塗料ごと接着がはがれてしまいます。それにも負けずにさらに接着剤を塗り込みなんとか接着させました。もうすこしパンと張っているほうが米軍車輌らしいのですが、しかたがありません。
フロントガラスの制作
汚れるのを嫌って、フロントガラスはここまで未接着で来ました。といってもしっかり汚して貼り付けましたけどね(笑)。
砂埃による汚れを付けるために、ワイパーの形にマスキングテープを切り、これを少しだけ浮かせて貼り付けます。マスキングテープの縁が浮いているので、境目がぼけるというわけです。
エッチングパーツの繊細なワイパーがいいですね。このキット、標準で付いてくるエッチングパーツが実に効果的で、お気に入りです♪
砲弾の積み込み
砲弾をラックに積み込んでみました。こうしてリアゲートを開けて、斜めから見ると後ろの列の砲弾にもちゃんとデカールが貼ってあるのがわかります。でも、2列目までしかわかりませんね。本当は6列全部に貼ってあるのに(涙)。
砲弾の色はダークグリーンなんなじゃなく、瓶から出したままのオリーブドラブです。生のオリーブドラブってこんなに黒いんですね。最近では白で明るくして使うことばかりなので、本当の色を忘れてしまいそうです。
(全作品完成まで あと37)
Posted by 根生 on February 21, 2008 in プラモデル | Permalink












Comments
根生さん、ご無沙汰しております。
久しぶりの書き込みになりますが、古いタイプのポリキャタについて。
接着には、セメダインPPXが良いようですよ。
普通の瞬間よりかなり割高ではありますが、例えばトラペなどのキャタなどにも
有効なようです。
以上、ご参考までに。
ハイスピードトラクターの上がり具合もいいようですね。
画像拝見いたしましたが、非常に良い雰囲気を醸し出しているようにお見受けしました。
また、モケモケにて見られるのを楽しみにしております。
Posted by: 広報なごやん | 02/21/2008 at 22:19
広報なごやんさん、こんにちは。
セメダインPPXですか、要チェックや!
ネットで調べたのですが、確かに高いですね(汗)
履帯そのものの連結は昔ながらのやりかたで熱で溶かして止めればいいのですが、転輪への接着はさすがにヒートペンってわけにはいきませんからね。情報ありがとうございました。
Posted by: 根生 | 02/22/2008 at 10:01