T34/85戦車 1944年型 その6
車体が完成したら次はベッドスプリング装甲の組み立てです。アベールのセットには数種類のパターンが入っているのですが、どれをどこに付けるのか指定がありません。説明書の英文を読んでみると、一両ごとに異なっているので、好きにしたら・・・なんてことが書いてあります。なんとまぁ無責任な・・・
と言うことで入っていた7枚全部を組み立てました。支柱は2種類から選べるので、幅の広い足は大きなベッドスプリングに付け、これを車体に取り付けます。4本独立タイプの足は幅の狭い方のベッドスプリングに付け、砲塔に付けることにします。実は車体用のうち、写真で内側の2枚の支柱を間違えて反対側の面に付けてしまいました。今更直せません(涙)。
ともかく気を取り直して、全てのパーツがそろったので塗装です。ソ連戦車の抹茶アイス色はタミヤ水性アクリルの NATOグリーン に 30%ほどフラットホワイトを混ぜて作りました。塗装はエアブラシで一気に吹き、その後十分に乾燥させます。タミヤの水性アクリルは表面が乾いても、乾燥が十分でないと、さわるだけで取れてしまいます。特につや消しが取れてピカピカ(学生服のおしりのよう)になってしまいます。
車体の乾燥を待つ間に、履帯と転輪のゴム部分の塗り分けをします。転輪部分のグリーンも十分に乾燥しているわけではないのですが、表面は乾いていますし、手で触れることもないので大丈夫です。
履帯はいつも通り、クレオスのメタルカラーのアイアン、転輪ゴムはタイヤブラックです。組み上がっている履帯と転輪のセットを塗り分けるのはなかなか大変で、時間がかかりますが、ここは一つ忍耐ですね。
一晩置いて車体にふれても大丈夫になったころ、対空識別用の白線を入れます。完全に制空権を握っていた連合軍では、戦車は隠すものではなく、目立たせることの方が重要だったようで、派手な白線が現場で入れられました。よほど誤爆があったんでしょうね。見方にやられるのはたまりません。
実際の戦車同様に筆でガシガシと入れていきます。今回は縦に1本なのですが、砲塔の横に描かれたラインなんかはペンキが垂れていたようです。なるべくムラが残るように、そしてあまりまっすぐにならないように描きます。これは得意中の得意ですね。(+_+)\バキッ!
砲塔にデカールを貼ります。凸凹の鋳造肌の砲塔にはなかなかなじみませんが、ソフターを使ってしっかりと押さえつけておきます。それでもかなりシルバリングが目立ちます。一晩置いてデカールが十分に乾燥したら、上からつや消しクリアを吹き付けます。これでシルバリングはほとんど無くなりました。
OVM(と言ってもあまりありませんが)の塗り分けをします。最近後塗り方に変えたのですが、馴れればどってことありません。塗料が乾いたら(メタルカラーはすぐに乾きます)、綿棒でゴシゴシとこすって艶をだしてやります。デカールを先に貼るのは、このツヤを出したOVMの金属部分がつや消しクリアでツヤが無くなってしまうのを防ぐからです。人間、失敗すると学習しますからね。
これで新車の T34/85 が完成しました。
(全作品完成まで あと11)
Posted by 根生 on January 29, 2007 in プラモデル | Permalink














Comments
今、ふと思ったのですが、このベッドのパーツ、T-34に取り付けずに
ジオラマなどで本当にベッドとしてフィギュアを寝かせる、という使い方もできますね。
実は以前買い込んでいた成形炸薬弾防御用スプリングベッドの別売りエッチング、
ドラゴンのキットのお陰で余ってしまいました。
そこで、イギリス軍が実験的にチャーチル戦車に同様のベッドを取り付けた例があるので、
そちらに流用しようかな~と思っています。
対空識別用白帯、実車の写真を見ると、
現地で刷毛を使って、本当に乱暴にべちゃべちゃ塗っています。
これを模型として表現する場合、どの程度の塗り方にするか難しいところです。
実車だと乱暴に塗ってあっても、離れて見ればそれほど刷毛跡は見えないはずですし…
Posted by: Yak-3 | 01/29/2007 at 20:38
Yak-3さんこんんちは。
このベッドスプリングをフィギュアのサイズと比べてみると4個ほど並べるとベッドの大きさになりそうですね。ベッドのマットっていくつかに分割されていますからね。
対空識別用の白線ですが、私の場合、普通に一生懸命筆塗りでキレイに塗ろうとがんばれば、実車と同様に、遠くで見るとまっすぐで、近くで見るとグチャグチャムラムラになっています。これもある種の才能ですね。(+_+)\バキッ!
Posted by: 根生 | 01/30/2007 at 09:21