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07/30/2006

ビアンチ モデル1907 その7

Bianchi_7

さて、旅行とか仕事とかで更新がちょいと開いてしまいました。塗料の乾燥に時間をかけているのも時間がかかる原因になっています。なにしろ基本塗装に木目描き、クリア2回に研ぎ出し、そしてマスキングと金のライン引きと手間がかかることかかること。結局前回の更新から5日も空いてしまいました。

それでもなんとかキャビンが完成です。なんとなく木目らしく見えないこともないかもしれないこともないようなであったりして・・・とよく分かりませんが、こんなとこです。自分ではまずまずかなって思っています。

このキャビンも板バネでつり下げられます。そしてフェンダーとかヘッドライトとかを取り付ければ完成なのですが、フェンダーの塗装がまた面倒で面倒で・・・

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 30, 2006 in プラモデル | | Comments (2) | TrackBack (0)

07/29/2006

伝統工芸

Urusi

昨日は朝早くから夜遅くまで仕事で名古屋市周辺の伝統工芸師の皆さん13名の方の取材をして回りました。その中には漆塗りの職人さんもおられ、なんとその方はNHKでも紹介されたことがあるそうです。ちょうどこの日は大きなお仏壇に漆を塗られておりました。

なんでプラモ日記に伝統工芸の話を書くかと言うと、その漆塗りの行程がプラモとよく似ていたからなんです。

木工細工をされる彫り物師さんとか木地師さんたちから届いたお仏壇のパーツはここで最初に表面をキレイにならされます。とくに最終工程で研ぎ出しをする場合は特に念入りに表面処理をするそうです。

そしておなじみサーフェイサーを塗ります。塗ってはサンドペーパーで表面をならし、また繰り返しサーフェイサーを塗る、これを繰り返して平らにするそうです。あのテカテカの表面はこうして作られるのですね。

そしていよいよ漆塗りです。最初は本漆ではなく、カシューナッツ(あのチョコレートに入ってるやつ?)の実から作ったカシュー漆で下塗りします。そして表面を削ります。ただし、今度はサンドペーパーではなく、油桐という桐の木を焼いて作った炭でこすって表面を削るそうです。こうしてツルツルに仕上げられ、最後に漆を丁寧に塗っていきます。よほど目をこらさないと分からないくらい筆跡もなく平らに塗られていきます。つや消し塗装なら筆跡をめだたなくすることもできそうですが、ツヤ有り塗装でこれだけの表面を作るのですから、さすがは伝統工芸師です。

ここで終わるものもあるのですが、さらにこの後、研ぎ出しの行程に進む物もあります。呂色師さんと呼ばれる研磨専門の職人さんに手渡されるのです。

最低3ヶ月以上の乾燥期間(長ければ1年以上!)をおいて十分に乾かしてから研ぎ出しに入ります。わずか1日が待てない自分が恥ずかしいですね。はやりテカテカ塗装をしようと思ったら忍耐が必要なようです。

Togidasi

ここでも桐の炭で磨きます。炭も荒い炭、細かい炭を使って何段階も磨くそうです。プラモで#1000、#1500、#2000と使ってペーパーがけするのと同じですね。そしてある程度平らになったら、最後は研磨剤を付けた柔らかい布でこすっていきます。炭でこすって小さな傷が付き白っぽくなった表面が次第に黒くなっていく様を色を出すと表現していました。研磨剤で磨くと次第に白っぽいキズが消えていきます。要するにコンパウンドで磨いてるのと同じですよね。そして最終工程では手の平で磨くそうです。ものすごくピッカピカになりますよね。すごいもんです。

こちらの職人さんが言われたのですが、研ぎ出しを前提とした漆塗りの場合は研ぎ出しをしないときよりも堅めの漆を塗るそうです。表面に筆の跡が付きやすくなるのですが、それは研ぎ出しで平らにできますから問題じゃないそうです。逆に研ぎ出しをしないときは表面が平らになりやすい柔らかい漆を使うそうです。ただし、どちらの場合も重要なのは一番最初の木の段階での表面処理だそうです。これがなっていないとどうにもならないそうです。いつも表面処理をいい加減にしてすませている生皮モデラーとしては耳が痛い話でした。

それにしても、私がプラモを作っていると知らないクライアントは、なんでこんなに塗装工程の話を根掘り葉掘り聞いているのだろうと不思議だったのでしょうね。

Makie

蒔絵師さんが塗っている金粉とそれを固定する泥のようなものもすごく興味があります。今作っている Bianchi をこの金粉で塗ったらさぞかしゴーンジャスでしょうね。なんたって本物の金ですからね。輝きの優雅さが違いますよ。それにこの筆なんだかごく使いやすそう。毛足の長さが調整できるんですよ。高そうです。

他にも木工細工とか金物の細工師さんなど興味のある仕事がいっぱい。楽しい一日でした。みなさんありがとうございました。

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 29, 2006 in 文化・芸術 | | Comments (2) | TrackBack (0)

07/25/2006

ビアンチ モデル1907 その6

Bianchi_6

いよいよ次はキャビンの制作です。当時の自動車は馬車の延長線上にあったので、キャビンは馬車の雰囲気を思いっきり残しています。もちろん木製です。ピカピカに磨かれた木製のキャビンに金の金具で装飾がなされています。木の茶色と鉄のボディのグリーンの対比がキレイですよね。

当然問題になってくるのが木目の表現です。AFVで木製の箱を塗るときなんかはけがき針で木目を彫り込んでウオッシングで木目を描いています。しかしピカピカの木製キャビンではそうは行きません。筆で木目を描くことにしました。

まず基本はクレオスのウッドブラウンです。ラッカー系は嫌いなので水性です。これがタミヤと違ってなかなか乾きません。臭いもタミヤのアルコールの良い臭いに対して、なんだか変なくさい臭いです。まぁそれはおいといて、木目を表現するためにわざわざ筆塗りでムラムラに塗ります。木目の方向に沿って筆の跡を付けていきます。エアブラシで塗れば早いのですが、キレイに塗れすぎるのでだめです。筆でムラムラに塗るのはお手の物ですからね。(+_+)\バキッ!

ムラムラウッドブラウンが乾いたら、エナメルの黒、ブラウン、フラットアースで筋をランダムに入れていきます。だんだんイヤになってきて線が太くなっていきます。まだまだ修行が足りません。

そしてエナメルが乾く前に、エナメル溶剤を含ませた大きな平筆で表面をなでながら、先に塗った線を溶かしていきます。もちろん完全に溶かしたら拭き取られてしまうので、そこはほどほどに線が残るほどにしておきます。平筆を動かすのは当然木目の方向です。これで木目模様が描けました。後は乾燥したら上からクリアをたっぷりと吹きかけて、ボディと同じ要領でピカピカにするだけです。

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 25, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/24/2006

ビアンチ モデル1907 その5

Bianchi_5

いよいよシャーシが完成しました。タイヤが付くと完成が近づいてくるのを実感できますね。それにしてもデカイです。

ここまでくる間に大変なトラブルをしでかしました。細かいところの塗り分けを車体を手で持ってしていたのですが、手元が滑って床に落っことしてしまいました。細かいパーツが折れることもなく、なんとか修復ができたのですが、なんとエンジンとギアボックスをつないでいるゴムチューブがバカになって滑るようになってしまったのです。おかげでギアを入れてもタイヤが回らなくなってしまいました。ゴムを取り替えればいいのですが、走行系をすべて分解しなければ不可能です。これで走行させることは断念かもしれません。(涙)

仮組でタイヤを取り付けたときはゆっくりとコトコトと走ったのですが、残念です。まだモーターは元気よく回っているので、なんとか修復できないかと思っているのですが・・・

トラブルはさておいて、キットとしてはなかなか良くできています。昔の単純な自動車はどのパーツが何をするものかが良く分かります。まるで技術家庭の教科書の様です。

この時代の自動車でもすでにデファレンシャルギアが発明されていたんですね。キットでは単に回転方向を90度変えるだけのギアが付いているだけなんですが、実車ではデフギアが入っていたようです。また、ドラム式のブレーキは動きませんが、ブレーキドラムをつかむシューもそれを引っ張るロッドも全部付いています。ブレーキはフットブレーキではなく、手で引っ張るタイプのようです。ただなんでレバーが2本も付いているのかが分かりません。

前後ともプラの板を重ねて作る稼働する板バネが付いています。実車と同じような機構で車軸を支えています。この時代ではまだショックアブソーバーは発明されていなかったみたいですね。ただバネが付いているだけです。しかも左右の車軸が独立していませんから、凸凹道ではボヨンボヨンと揺れたこととおもいます。昔の人は馬車で慣れているから良いんでしょうが、現代人が乗ったらあっという間に車酔いしそうです。

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 24, 2006 in パソコン・インターネット | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/22/2006

ビアンチ モデル1907 その4

表面のテカテカ仕上げがうまくいかずヘコンでいたのですが、おきらくをモットーとしている私としては立ち直りも早いのです。過ぎた過去は気にせずに前に進みます。

昨年の春にプラモを始めたとき、エアブラシのことが気になっていろいろとネットで調べました。その時にエアブラシの使い方からメンテナンスの方法まで懇切丁寧に解説してくれているサイトに知り合いました。『1mokei.jp 1から始めるプラモデル・模型の作り方』です。

このサイトにはさまざまなプラモの作り方、塗装の仕方のノウハウが丁寧な解説と写真付きで掲載されています。すごくためになったのですが、残念ながらAFV関係の解説は非常に少ししかありません。そんなわけでしばらくご無沙汰になっていました。かつてこのサイトを見たのでしょうね。どことなく知っていたような、そうでないような・・・って感じでした。

しかし今回自動車を作るにあたり、壁にぶつかり、このサイトの事を思い出しました。たしか自動車のピカピカ仕上げについて書いてあったような・・・・
まさにビンゴです。ありました、『車・バイクプラモデル等の艶出し・鏡面塗装方法!』です。

で、もう一度しっかりと読み直して見ました。
なるほど・・・
   ふむふむ・・・
      そうなのか・・・
         よしやってみよう♪

Bianchi_4

結局一番のキモはクリア塗装を2度するということでした。そしてペーパーの番手、コンパウンドの使い方です。
その結果がこの写真です。ボンネットの上の部分(側面の字の書いてある部分は違います)と運転席の上の部分(下のシャーシにつながっている部分は違います)はまだ接着してなかったのと表面が凸凹じゃないので艶出し加工をやり直しました。

写真じゃあんまり違いが分からないかも知れませんが、かなりテカテカになりました。見違えるようです。上級者の方から見れば全然なってないと思いますが、自分としては1日前からは格段の進歩です。すっかり上機嫌になってしまいました。

やり方は。

  1. 1000番までのペーパーできちんと平らにしておく。これを怠ると塗装ではカバーできません。
  2. サーフェイサーを塗る(適当でいいですよ)。
  3. 塗料を塗る。(ちょいと厚めに塗らないと後でペーパーをかけたら剥げちゃいます)。
  4. クリアを塗る。(下地の塗料を痛めないためにも少しずつ離して吹き付けます。多少ザラザラになっても気にしません)。クリアはしっかりと厚めに塗ってください。
  5. クリアが乾いたら1500番のペーパーをかけてザラザラをツルツルにします。プラを削るときのようにゴシゴシするのではなく、なでるようにするだけでツルツルになってきます。さらに2000番でとどめをさしました。
  6. ツルツルにはなったのですがすっかりツヤが無くなってしまったので、ここでもう一度クリアを吹き付けます。(今度はザラザラにならないように近づけて吹きます。前回はこの行程が無かったので、どれだけコンパウンドで磨いてもピカピカになりませんでした。(涙)
  7. 2度目のクリアを塗装してから3時間後、まだ完全に乾ききっていない(もちろん手でさわったくらいじゃなんともありません)状態でコンパウンドで磨きます。最初はタミヤの細目です。柔らかい布に付けて磨きました。
  8. 仕上げにタミヤコンパウンド(仕上げ目)で磨きます。お~!ピカピカです。これでできあがり♪

てなとこです。一手間余分にかけますから半日余分に時間がかかりますが、効果は抜群です。

今回は上の5.からをやり直しました。本当は1からやり直せばいいのですが、面倒なので(+_+)\バキッ!
基本塗装の厚さに自信がなかったのでペーパーがけを十分にできなかったので、若干梨地が残っています。それでも現時点では十分に満足できます。次に作るときはもっとテッカテカにしてやります。あっ、まだフェンダーとか残ってた・・・

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 22, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/21/2006

ビアンチ モデル1907 その3

Bianchi_3

いよいよボディの組立に入ってきました。まだ足回りはできていないのですが、ボンネットと運転席から作るみたいです。

ツヤのある塗料をほとんど持っていないので模型屋さんに買いに行ってきました。いっしょにフェルトペンの形をしたタミヤのペイントマーカーのゴールドも買いました。これが一番ピカピカになるそうです。ためしにフロントグリルをペイントマーカーとクレオスのメタルカラーのゴールドで塗り比べて見ました。クレオスのメタルカラーは磨くとピカピカになるのですが、タミヤのペイントマーカーの方がピカピカでした。試しにペイントマーカーをティッシュで磨いたら・・・剥がれてしまいました。(+_+)\バキッ!

あんまりバカをやってばかりもいられません。まずはゴールドのラインの入るあたりをペイントマーカーで金色に塗ります。ホントにピカピカです。そして十分に乾いた頃を見計らって0.7mmのマスキングテープをラインの形に貼っていきます。あまりの細さにどちらが糊の付いた面なのかすぐに分からなくなります。

目をしょぼつかせながらなんとか貼り終えたら、エアブラシでグリーンを吹き付けます。あっ、書き忘れましたが今回はプラが透けるのを防ぐ意味もあってサーフェイサーを吹いてあります。ゴールドを塗ったり、マスキングテープを貼ったのはその後です。

あんまり乾ききったらマスキングテープがうまく剥がれないと聞いたことがあるようなないような・・・(反対だったりして)。で、塗装してから1時間ほどしてマスキングテープを葉がしてみました。こんなに細いテープです、剥がすときに境目がボロボロになってしまいました。まぁそのあたりは想定の範囲内ですから、あわてません。筆でぺたぺたとリタッチしていきました。写真を見ると修正仕切れていないですね。もうちょっとやろっかな。

ツヤ有りの塗料を吹き付けたらつやつやになるかと思ったのですが、まるでだめです。やはり湿気のせいでしょうか。モケモケさんには天気の良い日にやってねって言われていたのですが、週間予報を見るとずっと雨です。そんなには待てません。まぁ、練習のつもりでやったのですが、結果はこの通りです。

それでも表面にクリアを厚めに吹いて、さらに2000番のペーパーで表面をツルツルにしました。そしてタミヤのコンパウンドの細目と仕上目を使って磨きました。なんとかここまではもってきたのですが、輝きが今一つです。

細かなところを見ると、キズやら小さな埃が付いていたり、塗料がゴテゴテになっていたりと汚らしいことこの上ありません。AFVならばパステルでドロドロにしたり、チッピングを描き込んで何事も無かった顔をするのですが、自動車ではそうは行きません。20世紀初めは舗装道路なんてほとんど無かったはずですから、自動車もドロだらけだったはずです・・・ってヤメンカイ(+_+)\バキッ!

理想と現実のギャップにへこみながらも制作は続きます。トホホ

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 21, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/19/2006

ビアンチ モデル1907 その2

Bianchi_2

モーターライズの1/16ビアンチですが、シャーシのフレームが組み上がりました。なんと全長が30cmもあります。4人乗りの乗用車ですからせいぜい1/35のキューベルワーゲン(全長10cm程度)の倍くらいかと思っていたのですが、予想を遥かに超えた大きさです。30cmということは実車でも5m近くもあることになります。こりゃでかいですよね。

エンジンには冷却水用のパイプ(シリンダーヘッドから出ている黒いパイプ)、排気パイプ(シリンダーの向こう側)、吸気パイプとキャブレター、ディストリビューターと点火プラグのコードが丁寧に付いています。キャブレターには現代の車のような大きなエアフィルタは付いていません。

今日、モケモケさん(行きつけの模型屋さん)に車体を塗る塗料を買いにいったら、ご主人から真鍮製の金網をもらっちゃいました。もちろんキャブレターの吸気口の金網用です。真鍮製ですから塗装はしないでそのままです。平らな金網をヤスリの軸のおしりに押し当ててドーム型に加工します。これを適当な大きさにはさみで切って瞬間接着剤で貼り付けました。なかなかイカシテいます。ソレックスのツインキャブです。(ホントか?)

ハンドルのシャフトの向こうにあるのがシフトればーです。これを引くとギアが入って駆動力がプロペラシャフトに伝達されます。ここまではうまくいきました。なんとか走るといいですね。

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 19, 2006 in プラモデル | | Comments (3) | TrackBack (0)

07/18/2006

ビアンチ モデル1907 Op.58

Bianchi_box

もっぱらAFV、それも第二次世界大戦、しかもヨーロッパ・アフリカ戦線専門でやってきた私ですが、今回はちょいと趣向を変えてみました。写真を見てもらっても分かるように、変形し黒ずんだキッタナイ箱のこのキットはバンダイの1/16のクラシックカーのプラモです。

ビアンチというメーカーが作ったお金持ちの人用の高級車で(当時は自動車は全部高級車ですよね)、1907年型ということです。5000ccの排気量のエンジンは当時としては高出力の25馬力を誇り、時速は90kmも出たそうです。

現在では BIANCHI といえば自転車で有名ですよね。チェレステグリーンという水色と緑色の中間のキレイな色で塗られた自転車です。もちろん全部がこの色というわけじゃないのですが、BIANCHI といえばチェレステグリーンでしょ、やっぱり。ちなみに自転車業界ではビアンチではなく、ビアンキと発音します。そのため私は最初同じメーカーだとは気が付きませんでした。ビアンキは20世紀初頭にはすでにロードレーサー(自転車)を作っていたので、この車が作られた当時にはすでに自転車のメーカーでもあったのですね。

キットは大変ユニークで、ギミック満載です。エンジンの中に仕込んだモーターで、走行するだけでなく、冷却用のファンは回り、吸排気バルブも動作するのです。さらにハンドルを切れば前輪の向きが変わり、板バネを貼り合わせて作るサスペンションも全部可動します。さらにさらに、扉は開閉式。そして極めつけはエンジンを回しただけでは走行せずに、ギアを入れると走り出す仕組み(クラッチ)が付いています。なんてことでしょう。

本当に書かれているとおりに動くかどうかは怪しい物ですが、それでもおもしろそうですよね。出来る限りの事をしてなんとか動くように努力してみたいと思います。ただ心配なのはかなり古いキットなのでパーツが劣化していたり変形していたりしないかと思うのです。ランナーの中にはひん曲がった物もあります。どうなりますことやら・・・

Bianchi_1

初の自動車プラモがこんな妙な物からスタートしてしまったのですが、基本的には同じじゃないかと理解しています。説明書の順序に従うと最初はエンジンからです。

自動車のプラモを作る方は最初にパーツを塗ってしまってから組み立てることが多いようです。ガンダムなんかもそうですよね。私はAFVモデラーですから、塗装は組立が完了してからです。そうは言っても、AFVでもインテリアなどは塗りながら組み立てるのでこのあたりは自動車と同じです。それでも説明書を先読みして接着できるだけは接着してしまってから塗装します。

エンジンには RA-140 というモーターを組み込みます。モーターはキットに付属していたので助かりました。モーターライズのプラモが少なくなった現在ではひょっとしたら玩具屋さんにおいてないかも知れないからです。エンジンの中に組み込まれるギアにグリスを塗るのでエンジンの表面が油で汚れてしまいました。塗装の前にエナメル溶剤でキレイに拭き取っておきました。

エンジンの塗装はクレオスのメタルカラーのアイアンです。すぐに乾燥するので、リューターに付けたナイロンブラシでこすって金属光沢を出します。塗装を筆で塗らずにエアブラシを使えばもっとキレイになりそうですが、塗料の臭さと乾燥の早さ、浸透製の良さからくるハンドピースへのダメージを考えると躊躇してしまいます。結局ムラを承知で筆塗りです。

金属光沢は出るのですが、なんだかブリキの板で作ったみたいです。エンジンは鋳物ですからちょっと雰囲気が違いますよね。でもそれなら表面に鋳造肌を付けてもいいかもしれませんね。いまさらできませんけど・・・

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 18, 2006 in プラモデル | | Comments (2) | TrackBack (0)

07/17/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その11

Pak40_11

いよいよ5人のフィギュアが完成しました。ここんとこ休憩中の兵士とか戦車兵とかばかりだったので体に荷物を余り付けていないフィギュアばかり作っていたので、腰にいっぱいぶら下げているのは久しぶりです。

5人のうち三人は全面デカールが貼られているので、装備品はデカールの上から接着することになります。固まってからでも大切に扱わないとデカールごと剥がれてくるので注意が必要です。これはチョット解決策が思いつきません。どうしたもんでしょうか。

首から提げている弾丸入れ(タブン)はひとつづつ別々のパーツを連結して作ります。接着剤が半分固まった状態で体に押しつけて曲がったように調整しました。

フィギュアが手に持っている砲弾は標準で付属してきた真鍮製の砲弾です。塗装が楽でいいですよね。しかもデカールも付属していてとてもリアルです。薬莢と砲弾ケースに入っている砲弾はプラパーツです。クレオスのメタルカラーで塗って、ティッシュで磨いたらピカピカになりました。なかなかいいでしょ。

薬莢と1本用の砲弾ケースはスライド金型を使って中がくり抜かれています。ビックリですよね。スライド金型のスライドをどうやって抜くんだろうと思って見たら、ランナーに穴が開いていました。またまたビックリです。

Pak40_11_2

7.5cm対戦車砲Pak40後期型の完成です。大砲だけだと小さく感じるのですが、こうしてフィギュアを配置すると大きさが実感できます。とくに砲身の長さはすごいですよね。

Pak40_11_3

いつものインチキ合成写真です。畑の横の農道で連合軍の戦車を迎え撃とうと待ちかまえる7.5cm対戦車砲Pak40です。
このキットは1944年のアンツィオの攻防戦を想定しています。ですからここはアンツィオからローマへと通じる道のつもりです。

ただ実際にこの背景に写っている家屋や植物がイタリアの物かどうかは知りません。というか、もともとこの写真には38(t)戦車のような小さな戦車が写っていたのを消して使ったので、イタリアである可能性はほとんどありません。(+_+)\バキッ!

プラモギャラリーにその他の写真があります。良かったら覗いてみてください。

(全作品完成まで あと10)

Posted by 根生 on July 17, 2006 in プラモデル | | Comments (1) | TrackBack (0)

07/16/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その10

Pak40_10

さて、これで5人全員が完成しました。といってもまだ装備品を何も持っていません。あと一息ですね。
このキットはイタリアのアンツィオに降り立った降下猟兵がPak40で連合軍戦車と戦っているところなのですが、落下傘で降下する部隊ですから、敵のまっただ中に降ります。そのため弾薬やらなにやらやたらと身につけていいるようです。

ここからは作業効率を最優先で、同じ荷物どうしを大量生産して5人全員に配布していきます。さすがにその方が作業がはかどりそうですからね。なんとかこの3連休に仕上げたいと思っているのですが、小さな中学生、小学生、園児と一揃えの子供のいる私としては(実は専門学校生もいるんです)、3連休は休まる暇もなさそうです。ああ、あと少しなのに・・・

(全作品完成まで あと11)

Posted by 根生 on July 16, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/14/2006

ゼロ戦が作りたくなる本

Mg8

昨日7月13日はアーマーモデリングの発売日です。レンタルDVDを返しに行くついでに1階の本屋さんでアーマーモデリングを購入します。今月号の特集は今話題のタミヤの新製品『フランス戦車B1bis』です。先月号の予告で、この特集が出ることを知っていたので、B1の制作はこれを見てからに・・・なんて思っていました。

アーマーモデリングを取ろうとしたとき隣になにか気になる物が・・・
そうです、アーマーモデリングと同じ大日本絵画から出ているモデルグラフィックス誌の8月号です。大きな字で『ゼロ戦が作りたくなる本。』と書かれています。なになに・・・

生粋のAFVモデラーである私は(って単にAFVしか作ったことがないだけなんですけど)、あまり他のジャンルのプラモに興味を持つことがありません。このBLOGを古くから見てくれている方は良くご存知でしょうが、1年前の私はそれはそれは幼稚な技術で・・・

そうなんです、30年ぶりに出戻って、何も知らずに30年前の知識で作り始めたのですが、その間の技術や道具や様々なマテリアルの進歩に驚くやら喜ぶやらでなんとかここまでやってきたのです。

ここでAFV以外のプラモを作ろうと思うと、また一からやりなおしです。だいたい飛行機プラモは塗りながら作るなんて知りませんでしたからね。戦車は全部作っちゃってから塗りますからエラい違いです。

まぁそんなわけですから、自動車とかバイクとか飛行機とかに興味はあるのですが、なかなか足がすくんで手がすくんで、取りかかることができません。一度シュトルヒを作ったのですが、ほとんど戦車のノリで作りましたから、あまり大きな声で飛行機を作ったとは言えません。

で、このモデルグラフィックス8月号なんですが、タミヤの新製品のゼロ戦21型の作り方がディテールアップまで含めて懇切丁寧にカラー写真で解説されています。マジで『作りたく』なります。1/32の飛行機のデカさ、価格の高さ(8000円くらいもします)、を考えると・・・・ですが、やっぱり作りたい。今度模型屋さんにいったら見てこよっと♪

(全作品完成まで あと11)

Posted by 根生 on July 14, 2006 in プラモデル | | Comments (4) | TrackBack (0)

7.5cm対戦車砲Pak40 その9

Pak40_9

ココログさん、快適ですね♪どうやらメンテナンスはうまくいったようです。よかったよかった・・・
で、こちらも順調に進んでいます。ついに5人目の制作に入りました。

以前作った柏の葉模様の迷彩服の場合はパターンに向きがないので適当に貼り付ければよかったのですが、このスプリンターパターンは向きがあります。そのため手足ではその向きに合わせて縦の線が流れるように向きを変えなければなりません。そのため実際の服を縫うように何枚かに分けて貼り付けていきました。ただありがたいことにランダムな迷彩柄のため合わせ目は適当に処理してもほとんど目立ちません。もちろんパターンをきちんと合わせろと言われても絶対に無理ですけどね。

さて今回のお買い物で書き忘れたのですが、タミヤのウエザリングスティックの新色「ライトアース」を購入しました。このキットはイタリア戦線を想定していますから、以前からある「マッド」ではちょいと暗いような気がします。しかし新色の「ライトアース」なら乾いた地中海の土にぴったりと勝手に決めつけました。

Pak40対戦車砲のように低い姿勢で扱う兵器の場合、兵士達は泥だらけになるものと思われます。このちっちゃなシールドの後ろに身をかがめて隠れるわけですからズボンはキレイではいられませんよね。そこで、先ほどのウエザリングスティックでもってズボンとクツを汚そうというわけです。

実際にはウエザリングスティックは太すぎてフィギュアには使いづらいですね。結局筆で取って塗りつけることになりました。まぁそれでも一番お手軽な泥汚れ表現です。実に便利ですね。

通常は服を塗る前に顔と手を塗っておくのですが、5人目は肌色は後回しです。迷彩服のカモフラージュデカールを貼った後に、デカール保護のためにフラットクリアを吹くのですが、これで顔が真っ白になってしまいました。吹きすぎないように気をつけているのですが、結局二人やって二人とも白っぽくなってしまいました。さすがに今回は学習したので、顔はフラットクリアを吹いてから塗ることにしました。それにしてもスプレー缶は吹き出し量の調整が難しいですね(というか、できません)。フラットクリアもエアブラシでしようかな?って思ってしまいます。

(全作品完成まで あと11)

Posted by 根生 on July 14, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/13/2006

お買い物アレコレ

ココログが止まって更新できない時に限ってネタがあれこれと・・・
久しぶりに仕事の帰りにプラモ屋さんに寄りました。もちろん行きつけの蟹江のモケモケさんです。

実はお友達の yak-3 さんから紹介してもらったこちらのサイト『みに・ミーの【みにスケール模型日記】』さんとこの記事でタミヤのクラフトヤスリのことを読んで、ちょっと気になっていました。

Craft_yasuri

タミヤのクラフトヤスリといえば、あのゴッツいヤスリのことですよね。小さな溝と大きな溝が組み合わされて入っており、なかなかパワフルな雰囲気です。お値段も重量もパワフルです。とても小さなプラモを削る様には見えませんでした。

私は「こりゃすげーな、たしかに削れそうだけど・・・」と横目でチラリと見てはいつも無視していました。それで良く削れるヤスリをいろいろと探していたのも事実です。そして上記の記事です。もう一度現物を見てみようと模型屋さんに行って見ました。

模型屋さんの話では、このヤスリは単純な凸凹で削るのではなく、小さな歯がいっぱい並んでいる構造になっており、そのおかげで目詰まりしにくく、しかも良く削れ、さらになんとツルツルに削れるそうなのです。まるでカンナをかけたみたいと表現されていました。

なんとまぁ、と思いながらも、みにミーさんのアドバイス通り一番大きな16mmを購入しました。とてもプラモ用とは思えません。本物の戦車や大砲の修理に使いそうな雰囲気です。

しかし、試しにチョイと削ってみてビックリ。ホントにツルツルになります。すごいですね~♪これは使えます。しかも大きくて分厚いのでちょっとやそっとでは変形しません。あのグリーンランド氏もヤスリは大きな物を使っていると本に書いてありました。今更ながらに納得です。

Marder2_box

前から楽しみにしていた、ドラゴンの『マーダー2』が発売になっていました。世間様はB1bisで沸き立っているときに、なんて変人なんだと自分でも思うのですが、さすがにドラゴンのキットです。エッチングパーツやらアルミ砲身やらはもう当たり前の世界です。しかも組み立て式のマジックトラック(履帯)も今回はごま粒のようです。

でもよく考えたら、大砲部分は今作っている Pak40 そのものです。ランナーもかなりの部分が Pak40 と共通です。同じ物を続けて作るのもなんですから、ちょっと後に回します。(日本人の得意な先送りですね)(+_+)\バキッ!

それと今月末ごろには子会社のサイバーホビーから純正のエッチングパーツが出るそうです。車体上の壁が全部金属の薄々パーツになるそうです。これは楽しみです。それまで作るのは待ちましょう。

Gspg_crew_box

AFVには必ずフィギュアを付ける寂しがり屋さんの私としては、フィギュアの付属しないマーダー2のために、ドラゴンの自走砲兵セットも一緒に購入しました。ランナーが一枚だけ入ったあっさりしたキットですが、他に選択の余地が無かった物ですからしかたありません。

Kv1_box

これはモケモケさんで買ったのじゃないのですが、ちょいと前にタムタムさんに行ったときに買っておいてアップするのを忘れていたものです。トランペッターの KV-1 です。しかも増加装甲の付いた エクラナミです。(これってエクラナミって読むんですよね、あんまり自信ない)。

値段が安い(2000円くらい)のに、たるみも表現された半組み立て式履帯やクリアパーツのレンズ、銅線のワイヤーまで入っています。しかもご存知の通りKV-1はかなりでかい戦車です。これはマジでお買い得ですね。

というわけで・・・

(全作品完成まで あと11)

Posted by 根生 on July 13, 2006 in プラモデル | | Comments (2) | TrackBack (0)

7.5cm対戦車砲Pak40 その8

Pak40_8

やっとココログが戻ってきましたね。予定よりチョット早いけどメンテ終了で、アップができます。その間にも制作は着々と進んでいました。5名の内、3名は服まで、1名は顔まで完了です。手つかずで残っているのはあと1名です。

Pak40_8_2

このキットには3体分のパーツが付いたランナーが2枚入っています。全く同じ物です。これを使って5名の兵士を作ります。上半身や下半身、腕を取り替えることでさまざまなポーズを取らすことができます。

一番右で立って砲弾を抱えている兵士は、上半身が左から二人目と同(A)じで、下半身は一番左の人(C)と同じです。ドラゴンもうまいこと考えたものです。

最後の一人は、(B)さんの腕を(C)に取り替えたもので、照準を付けている人になります。すると残骸として、上半身(C)、腕(B)、下半身(A)が残ります。余剰パーツということなのでしょうが、、無理矢理作れば、両膝を付いて半立ちになり、体は前屈みで、両手はぶらり・・・なんじゃこれは!

(全作品完成まであと 8)

Posted by 根生 on July 13, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/10/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その7

このところココログの調子の悪さは異常ですね。あちこちで不満の声が上がっているようですが、いまさらよそへ引っ越すのは大変なので泣き寝入りですけど、このままではね・・・
@niftyの必死の対応も分かりますけど、有料サービスでここまで迷惑をかけられては『金返せ』と言ってみたくなります。

とまあ、愚痴はここまでにして。なんとか5分くらいかけてやっとの思いでログインしたので更新します。明日からはまたしばらく使えなくなりますからね。

Pak40_7

まずはフィギュアの一人目が完成しました。といっても装備品も何もつけていませんから半完成ですけど(+_+)\バキッ!

今まではフィギュアはまず全員の顔を塗って、次に全員の体を作って、全員の上着を塗って・・・ってな具合に全員を平行して作っていました。しかし、今回は試しに一人ずつ作っていくことにしました。特に理由はありません。なんとなくです。

一人目は迷彩服を着ています。新撰組のカモフラージュデカールを貼ってみました。通常なら服地の色から陰色とハイライトを作って明暗を入れていくのですが、今回は迷彩柄なので、陰はウオッシング塗料のように薄めたフラットブラックを、ハイライトはその逆で薄めたフラットホワイトをうっすらと重ねてみました。

その時にエナメル塗料を使うのですが、エナメル溶剤でカモフラージュデカールが溶けると困るので先にフラットクリアを吹き付けておきます。その時にチョット失敗してしまいました。吹き付ける量の加減が分からずに(透明なので付いたかどうかよく分からない)、ところどころ吹きすぎて真っ白にしてしまいました。手の先が白いのはそのせいです。

二人目は顔の塗装(下塗り)までです。手に持っているのはプラ製の砲弾です。本番(?)では真鍮製の砲弾を持たすつもりですが、さすがに真鍮製の砲弾は重く、台にフィギュアを接着しないと前に倒れてしまいます。今回は写真撮影用に軽いプラ製砲弾を持ってもらいました。

顔などの肌色の塗装は今までも散々苦労してきました。水性アクリルの肌色がキレイに塗れないのです。しかし、最近ちょっとしたテクニックを発見しました。今までは塗料が濃すぎるのかと思ってアクリル溶剤で薄めていたのですが、どうやらこれだけではうまくなかったみたいです。

筆に水を含んでいるときにキレイに塗れることを発見したので、時々水を含ませながら塗ってみることにしたのです。するとチョッと薄くなるので隠蔽力は落ちるのですが、まったくキレイに塗れます。ただしあんまり水ばかりで薄めると今度は泡が立ってしまいます。

結局、塗料の瓶の中身は専用の溶剤で濃度を調整し、塗料皿に水をくんでおいて、筆の先を塗料と水を交互に付けて濃度を調整しながら塗ることにしました。これはすべての筆塗りに応用できそうです。特に乾燥が遅くなる感じもしませんし、アクリル溶剤で溶いただけよりもなめらかに塗れます。

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 10, 2006 in プラモデル | | Comments (5) | TrackBack (0)

07/07/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その6

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チッピングやパステルによるウエザリングを施して完成です。最前線で激しく使われる対戦車砲です。しかも丸裸で雨ざらしです。すこし派手目に汚してみました。それも爆発や煙で少し黒っぽくです。アップした写真よりも実物の方がもっとキタラならしく見えます。触ると手が汚れそう・・・

塗装をしていて気が付いたのですが、アルミの砲身って触るとひんやりしていますね。別にだからどうってことないんですけど(+_+)\バキッ!

あとは5人の兵士のフィギュアを作るだけです。ところが・・・
キットの中を見ると6人分のパーツが!?
箱絵も説明書も5人分です。 なんで・・・?

つづく・・・

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 7, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/06/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その5

Pak40_5

スコップ、大砲の弾を込める部分、尾灯などを塗り分けました。ほんのちょっぴりなのでたいした手間じゃありません。後ろに伸びている脚(?)の横に付いている長い棒3本は箱絵を見ると木でできてるっぽいのでウッドブラウンで塗ってみました。戦車に付いているのと同じで、砲身の中を掃除する棒なのでしょうか?

Pak40_5_2

続いてウオッシングです。水性アクリルは塗膜が弱いので、ウオッシングの前にクリアを吹いて置くと良いのですが、今回はデカールが無かったので、吹くのを忘れました。おかげでウオッシングの拭き取りの時にはメチャメチャ神経質になります。ついつい強くこすると剥げちゃいますからね。

ウオッシングの拭き取りはエナメル溶剤を綿棒に付けて雨の垂れる方向に拭き取っていきます。隙間やリベットの付け根、複雑に入り組んだパーツの奥に薄汚れが残ります。ウオッシングやドライブラシはいにしえの技術と言われることがありますが、手軽で効果が大きいので初心者にはお勧めですよね。

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大砲の裏側はほとんど拭き取ってありません。むき出しの機械に塗られたグリスが雨で流れ出し、それに埃が混ざって真っ黒ドロドロのはずです。少なくとも家の車はそうですよ。てなわけで、真っ黒ドロドロのままです。

まだこの上から土埃をパステルかエアブラシで付けるつもりですから(タミヤのウエザリングマスターという手もある・・・)、さらにドロドロになりますよね。完成させてしまえば全然見えない場所なんですが、取り合えず裏側もやっておきましょう。

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ウオッシングが済んだら、次はドライブラシです。いつものように少しだけ薄めたエナメル塗料を筆に付けては拭き取り、カサカサにしてからなでて行きます。色が付いてるんだかどうだか分からない位で繰り返していると、だんだんとエッジが際だってきます。

量の少ない塗料をパレットで混ぜながら作業をしているので、注意していないとどんどんと溶剤が飛んで濃くなっていってしまいます。時々溶剤を足して薄め薄めになるように注意しながらすれば、これもウオッシングと同じで簡単な割に効果が大きい作業になります。注意点はホントに塗料の濃度と筆に残らないように拭き取ることですよね。

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 6, 2006 in プラモデル | | Comments (2) | TrackBack (0)

07/05/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その4

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金属パーツにメタルプライマーを筆で塗りつけ、さらに全体にサーフェイサーを吹き付けました。エッチングパーツは水性アクリル塗料が剥げやすいので、念には念をです。そして、基本塗装としてダークイエローをエアブラシで吹き付けました。

対戦車砲のように大きな平面の無いプラモは筆で塗ってもキレイに塗れるとは思うのですが、複雑な形状の奥まで塗料を届かせることを思うと、エアブラシで塗ればエアブラシを片付ける時間を含めても遥かに短い時間ですますことができます。これくらいのキットですと、塗装している時間と片付けている時間は同じくらいでしょうね。

タイヤは黒い軟質プラスチックで出来ているので無塗装でもいいのかもしれませんが、一応塗ることにしました。タイヤをホイールにはめる時に塗料が剥がれるのを防ぐために、以前履帯の塗装で教えてもらったソフト99のバンパープライマーを塗っておきました。

ソフト99バンパープライマーは乾くとほどよいつや消しになり、それこそこれでOKかな?って気になるのですが、やっぱりちゃんとフラットブラックで塗装しました。タイヤはフラットブラックではチョイと黒すぎるので、ジャーマングレーでドライブラシをします。するとタイヤのパターンがクッキリと表れてカッコいいです。私はキットに付属のボロボロタイヤの方を選択したのですが、このボロボロもドライブラシでクッキリと表現されました。それにしてもタイヤの塗装がこんなに楽だったのは初めてです。

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まだ細部の塗り分けやウエザリングがまだですが、塗料の乾燥待ち時間にフィギュアにも着手します。このキットの製作がのびのびになっていたのはエッチングパーツに手を付ける踏ん切りが付かなかったこともあるのですが、もうひとつ、このフィギュア用の迷彩服のデカールの発売を待っていたことも理由です。

このキットでは兵士は国防軍の迷彩服である、スプリンターパターンの迷彩服を着ていることになっています。なかなかカッコいい迷彩服なのですが、模様に細かい縦線があるのでなかなかうまく塗ることができません。しかし、新撰組からこのパターンのカモフラージュデカールが発売になることになっており、手に入る日を楽しみにしていました。そして先月(2006年6月)の下旬についに発売になり、見つけるなり速攻でゲットしました。

以前SS兵士のオークリーフパターンを使ったことがあります。こちらはパターンに向きが無いのでどのように貼ってもかまわないのですが、今回のスプリンターパターンは向きがあります。縞模様が縦になるように貼らなければなりません。

うまく貼れるかどうかわからなかったのですが、実際に作業をしてみると、心配は杞憂に終わりました。のびが良くしかもしなやかで丈夫なデカールはしっかりと複雑な形状のフィギュアにフィットしてくれました。ちょっと値段が高めですが、1枚で6~7人ほど貼れそうなのでそんなに高くは無いかと思います。

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 5, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/04/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その3

Pak40_3

精密に出来ていても所詮は大砲ですね。砲身と架台ができてしまえば作るところはあまりありません。シールドをチャッチャと仕上げて組立完了です。

問題のメインのシールドはさんざん迷った挙げ句、キットに付属のプラパーツを使いました。理由はプラパーツであるにもかかわらず縁が薄く処理されており、しかもテーパーがかかっているのが2枚合わせた内側なので、薄い板を2枚重ねたのとほとんど見栄えが変わらないからです。しかもこれをさらにデザインナイフとペーパーで削って薄々加工をしましたから、もうエッチングには負けません(タブン)。

もう一つの理由はエッチングを使うとリベットを付けなおしたり、モールドされている細かなパーツを全部移植しなければならないのです。もちろんアベールのエッチングパーツにはこれらも含まれていますが、作る手間を考えたらそのままプラパーツを使った方が楽ですよね。そんなわけでメインのシールドはプラパーツのままです。

とは言っても、細かなところで効果がありそうな部分はエッチングパーツに取り替えてあります。シールド裏の補強の桟なんかはエッチングパーツにすると引き締まります。あと道具箱のような箱もエッチングパーツに置き換えました。蓋が蓋らしくなりますし、蝶番や留め具も付きます。留め具は可動式なのですが、最初から可動は諦めて接着してあります。やらないよりましですからね。

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そんなこんなで完成してみるとエッチングパーツがこんなにも余ってしまいました。メインのシールドを使わなかったので大きなパーツが余ってしまい、メチャクチャもったいない感じがします。

さらにドラゴンにもエッチングパーツが入っていたのでこれとぶつかる部分は使っていませんし、エッチングパーツよりもプラパーツの方がらしい(照準機のハンドルとか)形の物は迷わずプラパーツを使っています。

結局大量に余ってしまったのですが、エッチングパーツはモデラーの技量や手間暇と仕上がりの差を天秤にかけて使うものだと聞いています。私にとってはこれくらいがちょうどよかったんじゃないでしょうか。こんなに余してもったいないと思うとアベールのエッチングパーツは使えませんね。これは微妙なところでしょうね。もっと上手になれば良いのでしょうが、目だけは確実に衰えてきてますからね。若い人がうらやましい・・・とジジくさいことを言ってます。

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 4, 2006 in プラモデル | | Comments (0) | TrackBack (0)

07/03/2006

7.5cm対戦車砲Pak40 その2

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とりあえず台車の部分と砲身が出来ました。細かなところがエッチングパーツに置き換わっています。大砲を掃除するロッド(かな?)を留めている金具をエッチングパーツにしてみました。本当なら可動式になって脱着できるのでしょうが、とても無理です。今回は壊す前に最初から接着しながら組み立てていきました。それらしくなっていればいいんです。(・・・と自分を慰める)

タイヤは2種類入っています。どう違うかというと、ひとつは新品のタイヤで、もう一つは傷だらけのボロボロタイヤです。ダメージ表現肯定派の私としては当然ボロボロタイヤですね。軟質プラスチックで出来ていて脱着が可能なので塗装の前に一度外すつもりです。

砲身は標準でアルミ砲身が付属します。たかだか定価2000円程度のキットにアルミ砲身を付けられたんじゃ、アルミ砲身メーカーはたまったもんじゃありません。ドラゴンもひどいことをするもんです。というのは冗談で、モデラーにとってはこんなうれしいことはありません。

ただ私は砲身は塗ってしまえばアルミもプラモ同じじゃん、という違いの分からない唐変木なので、砲身の合わせ目を消す手間が省けてうれしいな程度ののもです。猫に小判ってやつですね。

アベールのエッチングパーツにはマズルブレーキの付け根の内側に貼り付けるライフリングパターンのパーツがあるのですが、ドラゴンのキットはスライド金型を利用して、マズルブレーキの内側にライフリングがすでに刻まれているのです。完成後は(完成前もですけど)ここにライフリングパターンがあることはほとんど見えません。こんな自己満足的な部分にまでスライド金型を使ってくるとはドラゴン恐るべしです。

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 3, 2006 in プラモデル | | Comments (3) | TrackBack (0)

07/01/2006

7.5cm Pak40 後期型 Op.57

Pak40_box

ちまたではタミヤの新製品の フランス戦車 B1bis やら トライスターの新製品の 38(t) やらで盛り上がっています。大戦後期の戦車は従来から人気があるため品揃えがよかったのですが、ここ数年の流れで大戦初期の戦車が充実してくるのはすごくうれしいですね。しかし、そんな中で私はあえて流行に背を向けて、対戦車砲を作ることにしました。

ドラゴンのドイツ軍 7.5cm対戦車砲 Pak40 後期型です。エッチングパーツやアルミ製砲身、さらにゴム製の車輪まで入った豪華キットです。大砲のようにメカがむき出しになったキットは最近のドラゴンの手にかかると、超精密に再現されます。

このキットはAFVクラブと競合して話題になったと思うのですが、あちらはなんとシールドがエッチングパーツになっているという凝りようです。しかし、なぜドラゴンを選んだかというとかっこいいポーズのフィギュアが5人もついてくるからです。わたしはAFV模型はフィギュアがなければイヤ!ってタイプですから、当然ドラゴンです。エッチングのシールドがなんぼのもんじゃい・・・です。

さて、この7.5cm対戦車砲 Pak40 なのですが、5cm砲の後継として開発され、大戦後期にあの有名な88mm砲に主役の座を譲るまでは、ドイツ軍の主力対戦車砲でした。もともとが高射砲の88mm砲にくらべると小型でシンプルなPak40は大量生産されました。たくさん作ることができる(時間と費用の両方で)というのは優れた兵器の条件ですよね。

最近のドラゴンのキットはアフターパーツの購入が必要ないほど良くできているのですが、今回はちょっとエッチングパーツなるものを購入してみました。エッチングパーツはアベールのものです。もともとタミヤの75mm砲用なのですが、おんなじ大砲をキットにしているのだからほとんど問題なく使えるのじゃないかな~なんて気軽に買ってしまいました。

しかし、袋を開けてみてビックリです。まさに『なんじゃこれは~(驚)』です。とても手に負えそうもない代物です。しかし、エッチングパーツは自分の器量に合わせて、使えるだけ使うのが基本ですから、まぁ2~3割でも使えればいいかな・・・程度の軽い気持ちで進めることにしました。実は全作品が終了してから今作品に取りかかるのに2~3日あいてしまったのは、この気持ちの整理が付かなかったからです。こんなもの買わなきゃよかったなんて後悔してしまったのも事実です。でも、縁あって手に入れたからにはなんとか形にするというのが私の基本的なポリシーですから、後には引けません。やれやれ・・・です。

Pak40_1

さて、組立説明書にそって順に作っていきます。説明書はドラゴンのものとアベールのものの両方を良く下見しておきます。そしてプラパーツとエッチングパーツを見比べながらどちらを使うかを選択しながら作っていくことにします。なにしろアベールのエッチングパーツは砲身さえ用意すれば、もう一台 Pak40 が作れるくらいあらゆるパーツをエッチングに置き換えています。(かなり大げさな表現が含まれていますからご注意ください)(+_+)\バキッ!説明書のボリュームもドラゴンのものに負けないくらいあります。二つの説明書を見比べながら忘れ物がないかチェックを入れながら作ることにしました。

これは車輪と軸受けと大砲の軸受けが付く部分です。対戦車砲の腰の要ですね。ここに付いている前垂れのシールドをエッチングパーツに置き換えてみました。そりゃもう薄々です。ティガー1型のフェンダーをエッチングで作ったときは蝶番がうまく作れなくて瞬間接着剤で固定してしまったのですが、今回はチョット慣れたのか可動させることができました。しかし調子にのってパカパカさせて遊んでいたら壊してしまったので、結局接着してしまいました。(涙)

尾灯の支柱は当然エッチングパーツですよね。ちゃんと中がくり抜かれていてリアルです。スコップの留め具は可動式で作れるのですが、私の技術では不可能でした。何度も挑戦しているうちにポロリと折れてしまいました。結局接着してしまいました。

このアベールのエッチングパーツは非常に細かく、しかもやたらと曲線で曲げたりしなければなりません。こんなもの絶対無理だと思うのですが、ドラゴンに付属のエッチングパーツやエデュアルドのエッチングパーツに比べるとかなり柔らかいのです。そのため切り出しも曲げもわりと簡単にできます。逆に大きなパーツをキッチリと曲げるのに神経を使うかも知れませんね。エッチングパーツの材質がメーカーによってこんなに違うとは知りませんでした。

シールドをエッチングパーツで作るとすごく薄く作れてリアルなのはいいのですが、とんでもない欠点があります。それは裏側がツルツルなことです。おそらくタミヤのキットでは裏側まできちんとモールドされていないので、薄くなるだけでずいぶんとディテールアップなのでしょうが、ドラゴンのキットは裏側にもなにやらモールドがあります。これをそのままにしておくとディテールダウンになってしまいます。このあたりもこれから先は考えなければなりませんね。

わたしは元々アフターパーツを使いすぎることには懐疑的です。組立よりも塗装の方が作品の仕上がりに与える影響が大きいと考えますから、組立にあまり大きなエネルギーを注ぎたくないというのも本音かもしれません。そのためこれまでもモデルカステンの可動式履帯以外はあまりアフターパーツを購入したことはありませんでした。

しかし、プラモ作りを続ける中で食わず嫌いだけで物事を判断するのは良くないとも思っています。そのため一度はエッチングパーツを使えるだけ使ってみる経験もしてみたいとも思っていました。今回の作品はそんな実験的な意味合いも強くもっています。そのままはまってしまったりして・・・

実は購入したのはティガー1よりもずっと前になるのですが、上に書いたようにエッチングパーツの封を開けて唖然として、そのままになっていました。しかし、エデュアルドのヘッツァー、ドラゴンのティガー1と作ってある程度エッチングパーツの使用にも慣れてきました(決して会得したとは思っていませんが・・・)。まぁ、それで制作に踏み切ったのですが、どうなりますことやら・・・

(全作品完成まで あと8)

Posted by 根生 on July 1, 2006 in プラモデル | | Comments (5) | TrackBack (0)