ソ連・SU-85襲撃砲戦車 Op.48
しばらくドイツものが続いたので久々のソ連軍です。前作のヘッツァーが大作だったので(車体は小さいのですが・・・)、次は気軽に作れるものということでソ連戦車にしました。
ドイツのソ連侵攻作戦であるバルバロッサ作戦で大活躍した(ソ連側からは苦しめられた)ドイツ軍の3号突撃砲戦車をまねて回転砲塔の無い襲撃砲戦車を作りました。SUとはロシア語でCYのことで、自走砲の頭文字だそうです。
最初に作られたのは122mm榴弾砲を搭載して歩兵の支援をしたSU-122なのですが、これを発展させ長砲身の85mm対戦車砲を搭載したのがSU-85なのです。
ただでさえシンプルなソ連戦車にあって、さらに回転砲塔の無いSUシリーズですから、あっという間に形になっていきます。しかも足回りはT-34を3台も作った私の娘が暇つぶしに下請けで作ってくれたので、開始早々に戦車の形をしています。
ソ連戦車はディテールアップをする箇所もあまりないのですが、それでも素組ではちょっと味気ないので手を入れることにしました。
最初はエンジンの上のカバーです。キットでは金網がプラスチックにモールドされています。T-34型の戦車ではこの金網の下はなにやらルーバーのようになっていたと記憶しています。どこで見たのか思い出せませんでした。まぁ資料も何も無いのですが、なんちゃってでいくことにします。
最初は金網部分だけ削り取って裏から金網を貼ろうかとも思ったのですが、そうするとキットのプラスチックの厚みのぶんだけ金網が奥になってしまうので、金網を止めている枠ごと切り取って、車体の上に金網を貼ることにしました。
金網はプラモ屋さんで購入したエッチング金網です。パターンは菱形ですね、やっぱり。金網の枠は0.13mmの極薄のプラ板で作りました。リベットは以前教えてもらったウエーブのリベットを購入しておいたのですが、これがちょっと大きすぎるので、結局伸ばしランナーで作りました。エッチングパーツを購入すればこんな苦労はしなくてもいいのでしょうが、今回はローコストでいくことにします。
二つめのディテールアップは予備燃料タンクの取っ手です。エッチングパーツでディテールアップする場合の定番ですね。これを今回はエッチングパーツ無しでやろうというわけです。最初はプラ板で作ろうとしたのですが、小さくてなかなか大変です。しかし逆に発想の転換で、小さなパーツですから強度もあまり必要がありません。そこでコピー用紙で作ることにしました。
イラストレーターとうソフトを使って取っ手の展開図をコピー用紙に大量にプリントします。これを切り取って接着するのです。接着はプラモ用の接着剤を使いました。接着してから紙の取っ手全体に接着剤をしみこませて堅くしました。(たぶんなってます)
エッチングパーツなんか無かった昔、先人たちは知恵と工夫でディテールアップをしていたんでしょうね。現在では模型屋さんが減ったとはいえ、かなり高度なディテールアップパーツが製品化され手に入れることができるようになりました。それでも自分で工夫できる部分は工夫して安くあげるのもモデラー魂じゃないでしょうか。
(全作品完成まで あと10)
Posted by 根生 on April 5, 2006 in プラモデル | Permalink
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