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01/31/2006

KV-IIギガント Op.41 完成

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いよいよソビエト重戦車KV-IIギガントの完成です。最後の作業は履帯の塗装になります。履帯の基本塗装は水性アクリルのフラットブラウンをエアブラシで吹き付けました。その上から水性アクリルのフラットブラックをアルコールでシャビシャビに薄めてウオッシングしてみました。エナメルでウオッシングをするとモデルカステンの可動式履帯の小さなピンが溶けてしまう恐れがあるからです。

ウオッシングが乾いたら、次にいつものように泥をパステルとエナメル溶剤で作り、これを塗り付けました。エナメル溶剤でピンが侵されないように注意しながら塗っていきます。これもよく考えたらアルコールか水で溶けばよかったですよね。安心ですからね。

ドライヤーで泥をしっかりと乾かしたら、乾いた筆で余分の泥を落とします。そして、東急ハンズの画材コーナーで買った、芯だけの鉛筆で金属表現をつけていきました。これには Pure Graphite と書かれており、純粋な炭素の塊みたいです。これで塗るとそのまんま金属みたいな輝きになりました。

履帯の乾燥待ちの時間を使って、人形の仕上げも並行してかかります。ちゃんとエナメルのフラットグリーンを買ってきました。ソ連の戦車兵のユニフォームは T-34 の時はうすい茶色、SU-122 の時はカーキ、そして今回はフラットグリーンです。大きな国ですから制服もいろいろあったのでしょうかね。

KV2_8_2

そしていつものインチキ合成写真です。戦車兵さんがなにやら勲章をつけてガッツポーズをつけていますから、どうやら表彰式の記念撮影の風景のようです。それなら一人じゃなくって、仲間みんなといっしょがいいんじゃないかと思うのですが、事情があるのでしょうか。

この KV-2 はその迫力ある見た目とは裏腹に、重すぎる体ゆえにドイツ軍にはいいようにあしらわれました。しかし、フィンランド侵攻のデビュー戦では動かない要塞相手に華々しい活躍をしたのです。

1939年から始まったソ連のフィンランド攻撃は、フィンランド国境に近いソ連第2の都市レニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)の安全を保障するためのものでした。そして翌年1940年、ドイツほど強くないフィンランド軍を蹴散らした巨人戦車はレニングラードに凱旋したのでした。

しかし翌年の1941年の夏にはドイツ軍の怒涛の進撃が始まり、そのレニングラードは壊滅的な打撃を受けます。KV-2にとっても、レニングラードにとっても、今が一番のときなのかもしれませんね。誇らしげなガッツポーズを見てやってください。

プラモギャラリーに詳しい写真をアップしました。

(全作品完成まで あと12)

Posted by 根生 on January 31, 2006 in プラモデル |

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Comments

こんばんは
KV-II完成おめでとうございます。
根生さんは本当に製作ペースが速いですね。
おまけにどんどん上達なされていてなんだか
置いていかれるような気すらします。

ソ・フィン戦争はフィンランド郡の伝説的活躍が有名ですが、
ソ連軍については重戦車の逸話が多いですね。
まぁ、T-35が頓挫したとか情けない話が多いですが・・・。

Posted by: ピピン@ | 01/31/2006 at 21:59

ピピン@さんこんにちは、コメントありがとうございます。

私はプラモは(プラモに限らず)その経験の分だけ上達すると思っています。私の息子が剣道をやっているのですが、勝ち負けに関係なくたくさん試合をしたぶんだけ少しずつですが強くなっていきます。もちろんトーナメントですからたくさん試合をするためには勝たなければならないのは確かですが。

プラモは剣道と違ってうまく作れなくても次を作らせてもらえますから(笑)、作れば作っただけなにかをつかめるような気がしています。

これが私が一心不乱に作り続ける理由です。別に急き立てられてあせって作っているわけじゃありませんが、ひとつでも多く作りたいという思いから、過去に作った作品を手直しすることはありません。失敗してもそのままやりっぱなしで前に進みます。

そしてネットで知り合ったみなさんからのアドバイスや情報も大きいですね。本当に感謝しています。

Posted by: 根生 | 02/01/2006 at 09:54

新作できましたね。
リアルタイムでHPを見ているとほんと凄く早いペースですね。ちなにみ1日何時間ぐらい作業しているのでしょう?ボクは子供が小さいので寝静まった後の2~3時間しかとれないです。(土日でも同じ)

ところで話は全然かわるのですが、ボクがオススメする戦車関係の漫画です。
「泥まみれの虎」 宮崎駿著 大日本絵画
プラモ作りの参考にはなりませんが、戦車兵のリアルな苦労を計り知ることができます。
副作用としてティーガーⅠ冬季迷彩が作りたくなる。

あと過去ログで見たのですがネットでⅠⅠ(ローマ数字の2)を使わないのは何故ですか?

Posted by: ジービー | 02/01/2006 at 15:15

ジービーさん、こんにちは。
だいたい1日3時間くらいですよ。
土日なんかに子供が出かけていないときはまとまった時間が取れることもあります。

ローマ数字とかマルで囲んだ数字とかは、パソコンの機種に依存した文字で、Windowsパソコンなんかでは問題がなくてもMacやLinuxのパソコンではちゃんと表示されないことがあります。それで使うのをやめました。

ですからあまり使わないほうがいいですよ。

Posted by: 根生 | 02/01/2006 at 17:58

完成するごとに塗装のレベルが上がっているのが分かります。特に汚しなどのテクスチャー表現が素晴らしいです。
個人的には基本色がもう少し薄くても良いかなと思います。

Posted by: バブシカ | 02/01/2006 at 23:18

IIを使っちゃならないというのは、そういう意味だったんだ。もっと他のこと想像しちゃいました。

Posted by: ジービー | 02/02/2006 at 12:25

パブシカさん、こんにちは。
お褒めいただきありがとうございます。結構パブシカさんの作例も参考にさせていただいたんですよ。

今回の基本色は明るめにしようと心がけたのですが、それでもウエザリングをしていくうちにだんだん黒くなっちゃいましたね。このあたりの色の選び方加減は本当に経験がものをいいますね。勉強になります。

Posted by: 根生 | 02/02/2006 at 16:43

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