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June 10, 2008

こころの荒み(すさみ)の連鎖

先日の秋葉原の事件は衝撃的でした。あまりにも悲しすぎます。犯人の身勝手な考え方や行動には腹が立つばかりです。どうしてこんなことをするのでしょうか?

でも私はもう一つ別の事を考えてしまいました。

 

先月近くの津島市で開かれた、津島法人会総会の記念講演で聞いた話のことです。

p4

講師は NPO法人江戸しぐさ 顧問の 林田明大氏です。江戸しぐさや粋な暮らし方、そしてその基本になった陽明学の考えをお話いただきました。

その中で、江戸しぐさとは直接関係がないのですが(タブン)、講師の林田さんが常に心がけていることをお話されました。

 だれかが心ない言葉で人を傷つける(もしくは怒らせる)と、その人の心は荒みます。心が荒んだ人はまた、他の人に当たり、その人を傷つけたり怒らせたりするのです。その連鎖がすこしずつ社会を荒ませるというのです。
 荒んだ社会の中で、ギリギリまで追い込まれている人は、ほんの些細なきっかけで越えてはならない一線を越えてしまいます。その背中を押したのが、その日朝入ったコンビニの店員のいい加減な態度だったかも知れません。そのアルバイト店員は昨夜、成績のことで教師からひどい言葉を浴びせられた学生かもしれません。その教師は家を出るときに奥さんとけんかをしていたかも・・・
 こう考えるとあなたの一言だって、とんでもない大事件と無関係とは言えないかも知れません。だから私は日頃から言葉や態度に注意をしています・・・

というような話だったと思います。

愛知県に住む私が静岡の彼とは何の関わりもありません。でも社会の連鎖の中ではどこでどうつながっているかは判らないのです。ましてやネットの世界では、距離も時間も飛び越えて簡単に人を傷つけてしまうことだってあり得ます。

最近こんな無差別殺人が増えています。それが社会のすさみが原因だとしたら・・・

世の中の人々がもう少しだけ(ホンノ少しでいいんです)優しくなれたら・・・

もしかしたら、この事件もあの事件も起きなかったかも知れませんね。

2008 06 10 10:14 AM | 固定リンク

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