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November 28, 2005
ゆたかな水辺クリーンアップ作戦
わが子が通う小学校のPTA自主活動部の総合的学習支援部が主催する『ゆたかな水辺クリーンアップ作戦』に参加してきました。これは地域の生活排水や農業廃水を伊勢湾に流すための宝川という川のゴミを拾い、またそのついでにコンクリート三面張りの宝川でもわずかに残る自然を発見しようという企画です。
この日は第一回目ということで、半分は調査も兼ねています。参加人数はほんの数人とさみしかったのですが、それでも2台のカヌーに乗って川を遡りました。
カヌーを川に下ろすときにまず問題が起きました。この日は小春日和の日曜日、11月下旬とはいえ風も無く気持ちのいい朝です。数人の釣り人がこの宝川でヘラブナ釣りを楽しんでいました。ヘラブナというのはとても敏感な魚らしく、そこがベテラン釣り師にとってはたまらない魅力なんでしょうが、川にカヌーを入れるなんてとんでもないと、すごい剣幕です。
あんたらが川を汚しているのに・・・と思いましたが、けんかをしても始まりません。グッとこらえて笑顔で事情を説明します。そして釣り人から少し離れたところでカヌーをそっと下ろしました。
それでもカヌーをこいでいくとちらほらと釣り人がいます。『なにやっとるんだー』と名古屋弁で大声で叫んでいるのですが、そんなに叫んだらヘラブナが逃げちゃいますよ、思いいながらも、『すみませ~ん、川の掃除で~す、町と国土交通省の許可をもらってやってま~す』と大声で叫び返していました。こりゃヘラブナも逃げるわな。(~_~;)
川岸にはこんなふうにゴミが浮いています。これをタモですくいながら進みました。岸の上にもゴミは一杯なのですが、こちらは後日別の企画で掃除することにしましょう。今回は水の上専門ということです。
ごみを拾いながらどんどん上流に進むと、釣りのスポットを外れたのか、それとも車を停める場所がないのか、釣り人がまったくいなくなりました。するとどうでしょう、岸辺のゴミがまったく無くなってしまっています。結局あの大量のゴミは釣り人の皆さんが犯人と見て間違いないようですね。
一方川の上はというと、それほど多くはないのですが、相変わらずゴミが浮いています。缶コーヒーの空き缶やらコンビニの袋やらです。水は流れているので釣り人のいる場所には一定していないので、川の全体に散らばっているのですが、どうやら犯人は・・・ですよね。
若者や子ども達がゴミを掃除しているのを、自分たちが汚しておきながら怒鳴るなんて、今の年寄り(ヘラブナ釣りをしているのはほとんどが年配のおじいさんです)はどんな教育を受けたんでしょう。自分勝手にもほどがありますね。こんな人たちが若者の苦労もしらずに年金でぬくぬくと魚釣りを楽しんでいると思うとやりきれません。
川にはこんなものも落ちています。さすがにテレビはカヌーには引き上げられません。なんとか別の作戦を考えなければ。浮いているテレビは氷山の一角です。時折カヌーのそこが何かに当たります。パドルも何かに当たります。良く見ると川の中に、机やら椅子やらが沈んでいます。自転車もありました。一体誰がこんなひどいことをするのでしょう。
海抜がマイナスの地域に住む私たちにとって、この宝川は排水の生命線です。この地域であふれた水はこの宝川と日光川を通って巨大な排水機場から伊勢湾にくみ上げられます。宝川が埋まってしまったら、いくら排水機場ががんばっても水はあふれて水害になってしまいます。ゴミを捨てた人!家が水につかったらあなたのせいですよ(怒)!
2時間あまりの末、これだけのゴミを回収しました。今回は少人数でもあり、また半分は調査が目的だったので量は少ないのですが、それでも町のゴミ袋に3袋ほどになりました。
この調査の途中でヘドロが堆積する川を泳ぐ魚たちや、真っ青な体が美しいカワセミのつがいを見ることができました。鴨たちが遊び、亀も水面に顔をだしています。もちろんヘラブナも一杯いるんでしょうね。
私たちの生活を守っている宝川。細々とでも自然を残している宝川。なんとか守っていきたいものです。そして釣り人たちの自分勝手な行動に腹をたてた子供たち。そんな大人にならないようにと思うなら、またいい勉強になったかと思います。
2005 11 28 11:12 AM | 固定リンク
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コメント
はじめまして!
ゴミを捨ててるのは、やっぱり釣り人?
k町の川にも、プカプカ浮いてますよ~~
誰が捨ててるの?っていつも思うけど・・・
道路わきにもあきカンとかいっぱいですね。
車から、ポイ捨てです。
まったくもう!
カヌーでのゴミ拾い、ご苦労様でした。
投稿者: tyurasan (Dec 9, 2005 10:01:15 AM)
tyurasan さん、コメントありがとうございます。
釣り人がみんなゴミをする人ばかりじゃないんでしょうけどね。でも、釣り人のいないところまで行くとゴミが激減しているのは事実ですからね。
投稿者: 根生 (Dec 9, 2005 1:53:02 PM)
純粋に生物学の本です。
従来は遺伝子は生命が子孫を残すための道具という考えだったのが、発想を180度転換して、遺伝子が主役で、生物を遺伝子を運ぶための道具ととらえたところから論じた進化論の話です。 (★★★★)
ハリーポッターシリーズの第4作です。内容のすばらしさと、読みやすい英語で、英語の勉強になりますよ。
(★★★★★)
ルーブル美術館の館長の不審な死から始まった事件は、舞台をイギリスへ移し意外な展開へ。そして歴史の巨大な謎が明らかにされていく。だれが敵でだれが見方かわからないまま物語は驚愕のクライマックスへ。あ~しゃべっちゃいたい。 (★★★★★)
子供向けに書かれているだけあって読みやすい英文は大変勉強になります。内容も読み始めたら引き込まれること請け合い。映画では描ききれない緻密な世界が描かれ、読んで納得です。 (★★★★★)
世界的ベストセラーの殺人ミステリー。ルーブル美術館館長の奇怪な死をから始まり、容疑者にされた宗教学者がダ・ヴィンチの絵に秘められた謎とキリスト教の秘密結社の秘密のベールに迫る。読み出したら止まらない。トム・ハンクス主演で映画かも決定とか。 (★★★★★)
アイルランドの16歳の少女セアラが、コンクールに出場するために数学の課題に取り組み、その過程で世界最強の暗号アルゴリズムに匹敵する新しいアルゴリズムを発見するお話し。実話です。
前半は楽しい数学パズルを多用した、数学と暗号のお話し。ちょっと難しいけれど楽しく悩めます。
後半は16歳の少女のコンクールでの奮戦記と優勝後の有名になってからの戸惑いなどが少女らしく描かれています。大学の数学教授のお父さんとの絆も素敵ですね。 (★★★★)
昭和という時代を書いた本の下巻。敗戦によって日本を支配していた軍部や財閥、大地主たちが占領軍によって解体された。残された官僚たちは戦前からの目標だった中央の官僚によって高度にコントロールされた規格大量生産に向いた工業化社会を目指す。抵抗勢力の無くなった彼らは20世紀末にすばらしい経済力を持った国を作り上げるのだが・・・ (★★★★)
昭和という時代を書いた本の上巻。世界大恐慌から始まって太平洋戦争に突入していくまでを描いています。官僚化した軍部の独走に苦い思いをしながらも、立憲君主制を謳った明治憲法を尊重して、議会や官僚の決めたことを否定しないようにつとめた昭和天皇の苦悩が描かれています。 (★★★)




